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コトバ綴ジ

 

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くもりのむこう

aosagaura1.jpg

今回の五島行きでは、ほぼ上五島のみをみてまわりました。

教会をめぐっていったのですが、教会のなかは撮影禁止です。
天井の装飾等息をのむようなものもたくさんあるのですが、いちばん心惹かれるのはその場所にただよう空気や光。そこをつくりあげたひとたちの信仰。
私の腕ではどちらにしてもうつすことはできないので、掲示にあるとおり「心のフィルム」にうつす、のもうまくいかないので、ただそこにはいったときの感覚が残るのみ、です。

でも、観光客として(!)やはり建物の写真はとってしまいます。
教会の外からステンドグラスをとおして、ぼんやりとむこうがわを撮っていました。
ステンドグラスはもともとのゆがみもあり、さらに塵などでくもっていることもあり、こんなふうにぼんやりにじみます。

先週、ようやく熊本にもきた映画『キャロル』を見てきたのですが、映画のなかでのガラスはこんなふうにいつもくもっていました。
行く先のわからないなか、くもったガラスの内側ですごす彼女たち。
冒頭、というか最後、というか雨が降り出したときに乗ったタクシーのガラスのくもりが雨で落ちてゆく。
それが彼女の気もちと重なる、というと簡単すぎるのかもしれません。

くもったガラスをとおしてみる外の光はやわらかく滲んできれい。
そして、外からみるとくもったガラスも教会の内側ではただただきれいであたたかな光をみせてくれます。
くもりの内側でむきあい、すごす。そして最初からきまっていたものにたどりつきます。


aosagaura2.jpg

はー、それにしてもやはりケイト・ブランシェット、素敵でした。

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(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

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