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大工のしごと

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神戸にモランディ展を見に行ったときに、もうひとつ、以前から興味のあった竹中大工道具館にいってみました。

これが予想以上にexcitingな場所。
縄文時代の石斧からの展示で、しかも複製の石斧ではありますが、実際にそれで木をたおすまでに何度刃を入れ、時間はどれくらいかかるのか、など再現VTRあり。
主な道具についてそれぞれ映像ありで、時間がまったく足りませんでした・・・。
墨壺で線をひいたり、コンパスと定規で作図体験なども。

写真は、床にかかれていた「唐招提寺金堂組物原寸図」。
「図面ではわかりにくい細部の納まりは、実物大の原寸図を書くことで確かめる」のだそう。
宮大工の棟梁の書いた図面も展示されていましたが、その複雑さと整然としていることに興奮。

道具が進化すること、それによって当時最新の建築がつくられたこと、そのためにまた道具が進化したこと。
仕事ときちんと結びついている道具、には魅せられます。

中国や西洋の大工道具の展示もありました。
(中国で使われている道具のひとつに「活尺」という可動式の定規があり、「活字」の「活」と同じだなと思ったり。というのも、前から「活字」ということばがいいなと思っていて(もし今、たとえば日本で英語から訳していたらこうなったか?)、「活版」、カッパンという響きがとても魅力的だと思っていたのでした。「活」という漢字の使われ方に納得。)

今、企画展では「船大工 三陸の海と磯船」!

先日、長崎の上五島にいって明治から大正のたくさんの教会を見てきました。
日本の大工が建てた教会なのですが、リヴ・ヴォールトの天井の曲線部分などとってもきれい。
もちろん、西洋の設計技術に基づいているのですが、なぜそのようなものをつくれたのかについては、五島は島ですから、船大工の技術がいかされたのでは、と『鉄川与助の教会建築』という本にありました。とくにそのような記録は残っていないそうですが、木材にカーブをつけ、すきまなどないように仕上げる仕事、確かにそうかもしれません。

竹中大工道具館で定期的に開催されているセミナー、次は
「船のかたち ヨーロッパと日本の造船技術の違いについて」。
おもしろそう・・・。

大工さん、って私が小学生のころ、なりたい職業で上位にはいってましたけど、その気もちがよくわかります。

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これはかんなの形の入場券。
フィリップ・ワイズベッカーさんが、イラストをてがけていることを今回初めて知りました。

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一筆箋も思わず購入。
図録ももちろん。ひらいたときに、おさえていなくても平らになる製本で、やはり仕事(?)がしやすくなっている!と思ったのでした。


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