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コトバ綴ジ

Date : 2016年06月

fascicle

edfascicle.jpg

おととしの夏から続けている小さなことが4つあって、ひとつはエミリ・ディキンスンの詩をひとつめから全部よんでいく、ということ。

彼女のhandwritingをいろいろ見たのがきっかけでしたが、1800近くある詩のうちで、訳されているものはほんの一部。
「全部読むことでなにか見えてくる」というような目的などなく、こんなにたくさん書いていたのだから、毎日ふれてみるのっておもしろそう、というなんとなくな動機。

まず自分でオリジナルを読んでみて、それから彼女のoriginalのhandwritingで読んでみて、私の読んでいるのはJohnson版なのですがFranklin版のoriginalもついでに見て、英文の解釈なども読んでみたり、誰かの手紙のなかで書かれたものなら、その手紙も読んでみたり、そして日本語訳があればそれも読んで・・・
という感じで読んでいるので、ちっとも進まない・・・。全部読み終わるまでに何十年かかるのか・・・という。
それでも、じわじわと読んでいく作業は楽しい。訳と自分の感触をくらべるのも、handwritingのくせで気になるものをメモするのもおもしろい。

彼女は自分の書いた詩を小さな冊子にまとめて綴じていました。彼女自身はそう呼んでいたわけではありませんが、のちに「fascicle」と名づけられたかたちです。(「fascicle」には「小束、(本の)分冊」という意味とともに、植物学で「(葉や茎などが)束になっている様子」という意味もあり、きっとエミリも気に入っただろう、とある研究者の文章にありました。)

彼女がどう考えて詩をピックアップし、並べていったか、という研究もすすんでいるようです。

詩を読みだしたことで、その周辺までも楽しくなってきています。


さて、教室の方で、エミリの詩を書いて、fascicleのかたちに綴じる、というWSを考えてみました。
ほとんど個人的な楽しみ、なのですが・・・。
エミリのhandwritingを真似する、というとマニアックすぎるので、カリグラフィーらしく。
それでもニッチな感じですが、ご興味ある方はどうぞ
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プロフィール

sayaka

Author:sayaka
星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

ことば+アルファベット+妄想。

カリグラフィーをしています。

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@scriptorium303

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