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コトバ綴ジ

Date : 2012年06月

Ecstatic Alphabet

ecstatic
1 adj If you are ecstatic, you feel very happy and full of excitement. (=delirious)
2 adj You can use ecstatic to describe reactions that are very enthusiastic and excited. For example, if someone receives an ecstatic reception or an ecstatic welcome, they are greeted with great enthusiasm and excitement.
(Cobuild Online Dictionaryより)

Ecstatic。もちろん名詞形はEcstasyですが、なんだか日本語の単語ひとつを選ぶのがむずかしい・・・。エクスタシーな、と書いたほうがいろいろな感じをまとえるかも。ということで、Cobulidの訳をそのまま載せてみました。リンク先の下の段のように、いろいろ並べたい。

ということで・・・アルファベットにいつもわくわくしたり、うっとりしたり、ぼーっとなったり、興奮したり、幸せ感じている人に(?)。


今MoMAで、Ecstatic Alphabets/Heaps of Language という展示が開催中とのこと。

NYまではいけませんが、サイトでもその様子がちらりと見られます。
「Dial-a-Poem」のページでは、クリックするとランダムに詩が。(ダイアルをまわすんじゃないのが残念・・・)
私がダイアルしてみたときはジョン・ケージでした~。

「Exhibition Views」では、展示の様子が。7枚目の本がたくさん並んでいるうちの右端のまんなかの雑誌、2年前のイギリスで買っていてうちにあります。E.Johnstonの手稿が掲載されてたりしてなんとなく買ったのですが、おもしろかったので、またそのうち。

さて、「Historical Works」のページ。写真が並ぶ中にIan Hamilton Finlay の作品がふたつ。きっとカリグラフィーをしている人(や、私の好きなもの知ってる人)なら、目が吸い寄せられるはず。

わたくし、これまた2年前のイギリス、テート・モダンのすぐそばのアート系の古本屋で、偶然この方のアートブックを手に入れ、そして惚れてしまっておるのです。

下は、そのときのアートブックではないですが、同じく彼の展示についての本。

ihf1.jpg

ちょっとー。表紙からまいってしまいます・・・。
そして、俳句を思わせるようなこの言葉!

ihf2.jpg
ihf3.jpg

彼は、自分の言葉をほかのartistsやcraftsman、printmakerたちとコラボレートして作品をつくっています。
Wikipediaには、そのたくさんのコラボレーターの名前があがっています。
クリックしていくと、なかにはLettercutterも何人か。
カリグラファーならJohn Nashのお名前も。Incisive Letterworkのおひとり、Annet Stirlingのお名前も。私が読んだ本にはRichard Kindersleyの名前もありました。
地道にクリックしていくと、ほかにもLetter Arts Reviewで作品をお見かけしたことある方も。

こちらのGuardianの記事で、Ron Costleyというtypographerが彼からどんなふうに依頼があったか語っていますが、コラボする人と実際に会うことはほとんどなく、ほとんど手紙!だったとか。それでも望んだ結果が得られたようです。


http://www.ianhamiltonfinlay.com/
こちらのサイトでは彼がやっていた出版社からでたカードやポスターなど印刷物の作品をたっぷり見ることができます。手書きの文字もたくさん。
内容を把握するには、ちょろっと背景のできごとなどを知ったほうがよさそうですが、見るだけでも楽しい。

しかし!私を本当に虜にしたのは、彼がつくった庭、LITTLE SPARTA。
ぜひ、こちらをゆっくりごらんください。

http://www.littlesparta.org.uk/

言葉の遊び、意味、そしてそれが風景の中に置かれること。

アートの知識がない分、こういうびっくりするぐらい好きな人に偶然出会うしあわせもあります。

たとえばこの作品→

広がる風景のなか。longがもつふたつの意味、6つにわけて刻まれた言葉。
6つの小さな壁を順に読んだり、行き来して読んだり、風景とことばをいったりきたり。
それがあることでことばも風景も新しい意味をもつ空間。

この庭の写真集LITTLE SPARTAも出ていて、たくさんの作品とこめられた意味を知ることができます。

先ほどの記事に、こうありました。

"Finlay's aim is to plant poetry in the natural world"

ああ!



長くなったついでにもうひとつ。
こちらは、街のなかにとけこむ言葉。
読んでるうちに、いつもよりたくさん歩いちゃった、なんていいですね。


景色のなかに言葉を置くこと。

暮らしているところに言葉がころがっていて、それが何かと結びついたらいいなと思ってつくったものがありました。好きだと思える作品に出会うことで、自分が好きなことがくっきりはっきりしてきます。

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プロフィール

sayaka

Author:sayaka
星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

ことば+アルファベット+妄想。

カリグラフィーをしています。

町の写字室管理人

@scriptorium303

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