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コトバ綴ジ

Date : 2011年07月

リネンの紙 3   7/11追記

book 019

ちょっとリネンだけの紙からはなれますが・・・。

上の写真は、『本の歴史』から。

フランスで17世紀に庶民の間に流通した「青本」というものだそうです。

安価な本、青い表紙。

「紙が青くなるのは、原料のぼろが、藍で染められていたことによる」

これも、そういう紙のひとつなのでしょうか。ちょっと調べてみたけどわかりませんでした。

でも今なら、ぼろとはいえ、亜麻を材料に、藍で染められた布からつくられる、
となるとぜいたくな紙に思えます・・・。いい青色です。

絹の着物、同じ絹でも昔の方がよい絹だったときいたことがあります。
亜麻の質も今と昔ではちがうんでしょうか。
古いぼろからつくられた紙、となるとますますぜいたくなのかもしれません。

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モニカのワークショップでは、最後に製本する際、こんな紙を使いました。
オランダでジーンズなどのぼろからつくられた紙、とききました。
昔は、だから青っぽい色しかなかったとか・・・。
どれも、日本ではお目にかからない風合いなんですよね。
色も質感もエッジもいい感じでラフで。

オランダで、いまでも、風車を利用して手漉き紙をつくっているところのサイトがありました。
ぼろを細かくきざんでたたくのには、木の繊維よりもものすごく時間と力が必要なため、水車の動力が使われたとか。
こちらです

できあがった紙を見ると、モニカの使っている紙によーく似ています。
ここでつくられたものだったのかなあ。
ここ、いつか見学してみたい。


<追記>

やはり、モニカの紙はここの紙でした!
WSをお世話してくださっているHさんから教えていただきました。(ありがとうございます!)
ザーンシュ紙。

さらに・・・

「下の方の写真で、木のサンに掛けて漉いた紙を乾燥させています。ですので、あの紙の中央にはその跡が残ってしまいます。モニカがそう言っていました。」

という貴重な情報も。

うちにある全紙をひっぱりだして確認してみました。
写真、真ん中当たり、少しふくれているのわかるでしょうか?

どんなふうにつくられているかがわかると、愛着もさらに増しますね!

book 023

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(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

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