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コトバ綴ジ

Date : 2011年06月

ウルフ好き

woolf 003

ロンドンで泊めてもらっていたカリグラ師匠に誘われ、Designer Bookbindersのレクチャーを聴きにでかけました。

おふたり発表されたのですが・・・


「この人に製本頼んでみたい!」


と初めて思うお方に出会ってしまいました・・・。

Annette Friedrichさん。ドイツで製本の勉強をされて、今はイギリスで活動されているということ。
自分の製本を、囲碁やサッカーのような「game」の性質と関連させる、おもしろい語り口や、元気な女子!ということも好きだったのですが、
なんといっても彼女のモダンで軽やかな色づかい+パターン模様、にとりこになってしまいました・・・。
静かに講演をききながらも、気持ちはハイテンション。

講演後、ついその興奮を話してしまった主催者の人や、師匠にうながされ、ご本人とちょっとお話。
製本を依頼できるのか、費用はだいたいどれくらいなのか(いきなり訊いて失礼だったかも・・・)、
ちょっときいてみましたが、その本や、どんなデザインになるかもあるし・・・
といった調子で、あまりはっきりしたお返事なし。
というより、突然、旅行の途中で来ただけの外国人にそんなこときかれて、とまどっているご様子。
まあ、それも仕方ないか、と思っていたのですが・・・

私が彼女に頼みたいと思った、もうひとつの、そしていちばん重要な理由を伝えると

「それならぜひやってみたい!」

と反応ががらりと変わりました。
その理由、それは、

ヴァージニア・ウルフが好き、

ということ。
彼女の作品の中に、ヴァージニア・ウルフの本を使ったものが何冊かあったのです。
ヘイオンワイにいって、ウルフの本を買ってきていたことを伝えると
「彼女の本なら!」
と。製本家の人も、やっぱり好きな作家だと制作意欲がわくのですね。
それにしてもすんごい変わりようだった・・・(苦笑)。

最初に話している時に、デザインも値段も彼女を信頼(trust)して依頼してもらわないといけない、と何度も何度もいっていた彼女。
「信頼」。
同じ作家が好き、ということは信頼するのに十分な理由になる。

結局、連絡先をきいただけで、そのままになってます・・・。
貴重な本でもないし、値段がまったく予想がつかない・・・。
もう、忘れてるだろうなあ。

彼女の作品はこちらのサイトから見ることができます。「Annette Friedrich」をクリック。
この日きいた講演の内容も、今トップにある「This might be an introduction」に載っています。
私が気に入ったデザインいくつか・・・とかとかとかとか・・・。


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プロフィール

sayaka

Author:sayaka
星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

ことば+アルファベット+妄想。

カリグラフィーをしています。

町の写字室管理人

@scriptorium303

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