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コトバ綴ジ

Date : 2011年03月

ラジオ

深夜に作業がおよぶときに、私がよく聞くのは「ラジオ深夜便」。
ばあちゃんくさいといわれようが、好きなのです。
NHKのアナウンサーの落ち着いた声、ゲストとの静かなトーク。
人がおだやかに話している声というのは、とてもここちいい。
集中しているときでも、個人的にはまったく気になりません。
落語になるとつい聞き入っちゃうので困りますが・・・。

今回、震災が起きて、原発の事故も発覚し、いろいろ気になるけれど、
テレビやパソコンの前にはりついてるわけにもいかないので、
しばらくずっとNHKのAMラジオをきいていました。

震災後3日目の夜、
まだテレビでは繰り返し津波の甚大な被害の映像を流し続けているころ。
ラジオでは、ある被災地の市役所の方にインタビューしていました。
「ボランティアをしたいのだが」という問い合わせの電話が数百件きている、と。
まだ受け入れるような状態でないときなので、できればノウハウのある方にきてほしい。
そして自分の寝袋、食料は持参してほしい。
(それでも、経験のないひとがくることをけっして否定はせず)

また、認知症の家族がいらっしゃる方への避難場所での過ごし方なども。

そして歌。

ニュースや情報のあいまにも歌はもちろん、
「被災地に届け 絆のうた」という番組で
被災地の方へ、また被災地の方からのリクエスト曲を。
子どもからお年寄りまでいろんな世代へ。
おしりかじり虫から美空ひばりまで。

子どもむけには、夕方に特集番組もあって、
「おかあさんといっしょ」のおにいさんやおねえさんをゲストに
一緒に歌を歌ったり。
聞き慣れた歌が流れて、すこしでも不安がやわらいでいたらいいな、と。

それから被災地への応援メッセージの紹介。
買い占めのニュースが流れる中、トラックの運転手の方から
「今、荷物をつんで、むかってますよ~」
などなど、こちらも小学生から年輩の方までのメッセージを
直接その方の声や、安心感のあるアナウンサーの声で。

こういう人たちがいる、ということは
被災していなくても、ほっとさせてくれます。

あの津波の映像がテレビで、ネットで流れることで
日本だけでなく世界中から支援が集まります。
ラジオ(すらきけない状況だったかもしれませんが)は、
人への寄り添い方がテレビとはちがうんだなとしみじみ。
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Author:sayaka
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夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

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