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Tag : 製本

KCF カリグラフィー展覧会Finale@神戸



神戸・カリグラフィー・フォーラムの作品展、「カリグラフィー展覧会Finale」が昨日からはじまっています。
タイトルにあるように、今回でKCFとしての最後の展覧会になります。

KCFさんは、今年度で残念ながら活動を終えられますが、作品展・ワークショップ・会報、どれをとってもいつも充実した活動をされてらっしゃいました。
合宿形式でのワークショップを日本で初めて開かれたのもKCFさんでしたし、雑誌等の翻訳記事も掲載された会報の内容も毎回充実していて、読み応えのあるものでした。最新号のEwanの記事もとても貴重なもの(そしてカリグラフィーをする人にとってとても力強いもの)です。
作品展にも参加させていただいてきましたが、いつも準備の段階からすばらしい。

どの活動もとってもいろんな意味できめ細やかで、KCFさんのチームワークとメンバー&カリグラフィーへの愛を感じるものでした。最後まで活動が楽しみです。

今回、最後ということで、きっとすばらしい展示になっていると思います。
ぜひぜひ足をお運びください。

日時:2013年10月23日(水)~27日(日)11:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所:GALLERY北野坂 http://www7.ocn.ne.jp/~kitano



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花ぎれを編む

先日、スタヂオポンテで花ぎれを編むワークショップがあり、いそいそと出かけてきました。
ずっとやってみたくて、ようやく実現。

hanagire1.jpg

古い糸綴じの本を2冊持っていきました。
まず表紙をはずす(この作業はいつも心が痛みます)のですが、この本、背の寒冷紗の部分には古い本のページが使われていました。発刊は昭和27年ですが、まだ物不足だったのか、それともお金のかけられない本だったのか。

hanagire2.jpg

花布を編む、のはその過程を写真で撮る余裕もなく。
この本をはさむ道具が、ひとつだけだったため、最初はひざではさんでやったのですが、やはりがっちりはさんでやったほうがうまくいくようです。

hanagire3.jpg

これが花布編み二回目。一度目より糸もぴんと張り、折丁のなかから糸を出す位置もほぼ同じ位置に。2冊持っていったので、それぞれ上下やって計4回。
編む際の芯の部分も麻ひもと和紙でつくりました。
一度やり方がつかめると、編んでいくのはとても心地よく。
「こういう作業をすると、楽しくてアドレナリンが出る」と言ったら笑われましたが・・・。

それからすでにひとつき近く。
ノートにはとりましたが、それもアヤシく、4度やったくらいでは、もう再現できないかも。

今回はすでに綴じてある本を使いましたが、次は中身も自分で用意して花ぎれを編んでみなくては。

ウルフ好き

woolf 003

ロンドンで泊めてもらっていたカリグラ師匠に誘われ、Designer Bookbindersのレクチャーを聴きにでかけました。

おふたり発表されたのですが・・・


「この人に製本頼んでみたい!」


と初めて思うお方に出会ってしまいました・・・。

Annette Friedrichさん。ドイツで製本の勉強をされて、今はイギリスで活動されているということ。
自分の製本を、囲碁やサッカーのような「game」の性質と関連させる、おもしろい語り口や、元気な女子!ということも好きだったのですが、
なんといっても彼女のモダンで軽やかな色づかい+パターン模様、にとりこになってしまいました・・・。
静かに講演をききながらも、気持ちはハイテンション。

講演後、ついその興奮を話してしまった主催者の人や、師匠にうながされ、ご本人とちょっとお話。
製本を依頼できるのか、費用はだいたいどれくらいなのか(いきなり訊いて失礼だったかも・・・)、
ちょっときいてみましたが、その本や、どんなデザインになるかもあるし・・・
といった調子で、あまりはっきりしたお返事なし。
というより、突然、旅行の途中で来ただけの外国人にそんなこときかれて、とまどっているご様子。
まあ、それも仕方ないか、と思っていたのですが・・・

私が彼女に頼みたいと思った、もうひとつの、そしていちばん重要な理由を伝えると

「それならぜひやってみたい!」

と反応ががらりと変わりました。
その理由、それは、

ヴァージニア・ウルフが好き、

ということ。
彼女の作品の中に、ヴァージニア・ウルフの本を使ったものが何冊かあったのです。
ヘイオンワイにいって、ウルフの本を買ってきていたことを伝えると
「彼女の本なら!」
と。製本家の人も、やっぱり好きな作家だと制作意欲がわくのですね。
それにしてもすんごい変わりようだった・・・(苦笑)。

最初に話している時に、デザインも値段も彼女を信頼(trust)して依頼してもらわないといけない、と何度も何度もいっていた彼女。
「信頼」。
同じ作家が好き、ということは信頼するのに十分な理由になる。

結局、連絡先をきいただけで、そのままになってます・・・。
貴重な本でもないし、値段がまったく予想がつかない・・・。
もう、忘れてるだろうなあ。

彼女の作品はこちらのサイトから見ることができます。「Annette Friedrich」をクリック。
この日きいた講演の内容も、今トップにある「This might be an introduction」に載っています。
私が気に入ったデザインいくつか・・・とかとかとかとか・・・。


「紙のしごと」展

kaminoshigotodm.jpg以前、製本を教えていただいた()ツヴィリンゲの寺園さんから東京での素敵な展示の案内が届きました!

初めてお会いしたときに、名刺をいただいたのですが、それが「クライスターパピア」というツヴィリンゲさんたちがつくっている染め紙を使ったものでした。この案内の写真、星形のかざりのバック、レースでかたどられた模様の紙も、そのひとつです。。色づかいも模様もみたことのないものでした。

こうやって一枚一枚染めた紙、そしてその紙をつくってひとつひとつつくられるもの。
すべて丁寧であったかい手のおしごと。

25日の日曜日には展示ギャラリーの近くの、いつもツヴィリンゲさんの商品をおいてらっしゃるお店で実演もあるそうです!
わたしは遠くていけなくて残念・・・。

そして、今回販売されるカレンダーの数字は、ZwillingeさんのLogoの文字を書いた、カリグラファーのmojitor-hさんが365日分書いてらっしゃいます!
かっこよくて繊細で誰にも書けない文字をかくmojitor-hさん。どんなふうにあの素敵な数字がならんでいるんでしょう・・・。丁寧な手のしごとのコラボ、こちらも楽しみです。あ~、いきたいなあ・・・。


ぜひぜひお出かけくださいね。

会場:ギャラリーfeve 
日時:2009年10月24日(土)から31日(土) 28日(水)はお休み 
    12時~19時(最終日は17時半まで)

花ぎれのこと

hanagire.jpg
花ぎれ。本の天地、本文と表紙の背の間にみえる、小さな部分(写真の濃いグリーンの部分)。
・・・なんで「花」ぎれっていうんやろ、と思ったことありませんか?

ハードカバー製本をしたときに、はなぎれについての記述をいろいろな本でみてました。そのなかのひとつ、『製本』という昭和16年発行の製本職人さんが書いた本(もちろん復刻版)に

・・・はなぎれはヘドバン(ヘツド・バンドの意味で、頂帯の字をあてる)ともいい、俗に花切とも書き・・・

とある。ふむ。英語では「headband」といって、その訳としては頂帯、という呼び方があったのだ。それならなぜに「花」切?

(以下ながいので、興味なければスルーしてください)


プロフィール

sayaka

Author:sayaka
星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

ことば+アルファベット+妄想。

カリグラフィーをしています。

町の写字室管理人

@scriptorium303

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