映画 『Brendan and the Secret of Kells』 (ブレンダンとケルズの秘密)
もうすぐアカデミー賞の発表ですね。
長編アニメ映画にノミネートされている映画のひとつに、あの!ケルズの書がテーマの映画があるんですよねえ。
主人公の少年僧ブレンダンが、ケルズの書を完成させるために必要なクリスタルを探しに、魔法の森へと旅に出る冒険モノ、らしいのです。インクが足りないので森に木の実を取りにいったりしちゃうらしいし、あの装飾がスクリーンを動き回るらしいし、聞いただけでわくわくします。
公式サイトはこちら。
ところが!
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ちょっとぉ、あんたたち!(制作者に)
文字がきれいじゃないじゃないのおおおおお(怒)
アニメはすっごく美しくて評判らしいのですが、ぢゃあもうちょっと文字にも気ぃつかいなさいっ。トホ。
もしかして最後には上手になっていったりする?(期待薄)
アイルランドのデニ男に見せてみたい。
フランスでは子供向けにカリグラフィーキットが発売されたようですが、そのパッケージに羽ペンで書かれてる文字はすでにケルズの書と関係ない・・・。いや、どんな文字でも書いてたのしけりゃいいんですけど、ね。
デニ男といえば、この映画のキャラクターのひとり、猫のPangur Banを知ったのは、彼の作品からでした。こちら。
作品にはほとんど使うことない書体ですけど、好きなんですよねえ。
また書いてみようかな。
日本でも公開される、らしいですが、まだ公式サイトはないし、はっきりとわからず。いちおう、去年、横浜フランスアニメーション映画祭では、『ブレンダンとケルズの秘密』として上映されたらしいです。ここはカールじいさんにはちょっと気を抜いていただいて、アカデミー賞とって公開確実にしてほしいです!
最近きいているもの。

立て続けに3枚CDを買って、ここのところ繰り返しきいています。
ひとつはシャルロット・ゲンズブールの「IRM
カバーの彼女はあいかわらず素敵です。
前回のアルバム「5:55」は、私の好きなAIRプロデュースでしたが、今度もまた!こちらも大好きなBECKとくんでくれちゃいました。
タイトルや歌詞カードの歌詞はhandwriting(シャルロットの?)。写真とかぶってたりして読ませる気なしといった感じですが、一度書いたことばを線で消していたり、いろんなメモがあったりして、歌をつくっていっていたときのノートそのまま、といった雰囲気がよいです(ほんとにそのノートかどうかはわかりませんが)。
そしてhandwritingの文字。小文字の「p」にはbowl部分がなくて、1ストローク目しか書いてないのが結構見られました。ボウル部分のスペースはあいていて。文脈で単語はわかるし、まるいカタチが2つ続かない、のもおもしろい。
2つめはVampire Weekendの「CONTRA
恵文社の店長さんのブログで、このCDが取り上げられていて、アルバムタイトル・アーティスト名、歌詞カードの文字すべてがFuturaであること、そして歌詞にもこのフォントがでてくることについて触れられています。
「THE WORD BOMBS BLOWN UP TO 96 POINT FUTURA」って、どういう意味をもつのか、私も気になってしまったので、ちょこっと調べてみました。
長くなるので後半にまとめて書いたので、興味のある方はどうぞ。
みっつめは冨田ラボの「shipahead
こちらは、二曲目の佐野元春が歌う「ペドロ」がいちばんのお気に入り。
佐野元春、ってとくに好きでもなかったんだけれど(失礼)、去年から彼のラジオ番組「Motoharu Radio Show」にはまってます。彼の淡々としたでもクールじゃない語り口、そしてなんといっても声が気持ちいい。そして選曲も好きです。「CONTRA」もピックアップに入ってますね。
そしてtwitterを「トゥイッター」と必ず発音するところ・・・。待ってしまいます。
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