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コトバ綴ジ

Tag : カリグラフィー

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終了しました。

教室作品展、無事終了いたしました。
ありがとうございました。


blog2016.jpg


会場の天井が高くて、額だけだとさびしいので背景になるものを、と。

花の赤い色と青い色の中へ、
詩人のことばの中へと、
絶えず始まってけっして終わることのない
創造の営みが、内部へ向かう。
ことばと音の結びつくところ、
歌のひびくところ、芸術の花ひらくところでは、
必ず世界の意味、
全存在の意味が新たにかたちづくられる。

ことば ヘルマン・ヘッセ (『ヘッセ詩集』 高橋健二訳) より



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なみ

nami2.jpg

先日の展示でおいていたカードはどちらも波を。

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詩が印字されたページを見ていると、行端のラインが波打ち際のようだなあ、と思っていたので。

詩はイェイツのThe Lake Isle of Innisfree全文を繰り返し。

・・・さあ、立っていこう、なぜならいつも、夜も昼も、
道に立っても、灰いろの舗道に佇むときも、
心の奥底に聞えてくるのだ、
ひたひたと岸によせる湖のあの波音が

「湖の島イニスフリー」(『対訳 イェイツ詩集』高松友一編) (部分)

nami8.jpg

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(天草 茂串海岸 2015)



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もうひとつは水面の光を。

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(福江島から上五島へのフェリーから 2016)

海が好きなだけです・・・。

nami3.jpg

こちらは烏口をダブルペンシルにして原稿を。ふたつの線がすべてきれいに書けてしまうと、波のような光のような動きとちがってしまうので、絵具がところどころ途絶えるのがちょうどよく。

どちらも九州活版印刷所さんで、凸版印刷してもらいました。

ありがとうございました。

arabesque9.jpg

遅くなりましたが、みずのそらでの展示は無事終了いたしました。
たくさんの方に足をお運びいただき、ありがとうございました。

いまさらですが、会場の様子を少し。

arabesque8.jpg

arabesque2.jpg

arabesque6.jpg

arabesque4.jpg

arabesque7.jpg

arabesque1.jpg

arabesque5.jpg



また、次へ進む原動力となりました。

arabesque3.jpg


A R A B E S Q U E



9月にカリグラファー4人で展示をします。

・・・
残された言葉は「アラベスク」・・・
4人のカリグラファーはその文様の中を旅します。
旅の記憶は一つの線となり、やがて綾になるのです。
・・・

2016.9.3(Sat)-11(Sun)  6(Tue) 休み
12:00-19:00 最終日-17:00
GALLERY みずのそら
http://www.mizunosora.com/

三戸美奈子 二宮郁子 星幸恵 米谷明香
和紙コラボ作品: 森田千晶(和紙作家)
企画:小峰恵子

期間中カフェにて、conalogue竹内よしこさんのお菓子が召し上がれます。
週末は特別のデザートをお楽しみいただけます(数量限定)


arabesque 1

それぞれに個性的で魅力的な作品&活動をされている3人と今回みずのそらという素敵な場所でご一緒できることになりました!

「アラベスク」というテーマのもとで、いつもとちがった作品に取組中です。
絶賛製作中ですが、文字は「生き物」でそのものが模様をうんでいくことを感じています。

アルファベットのかたちと線からうまれる世界をぜひご覧ください。

fascicle

edfascicle.jpg

おととしの夏から続けている小さなことが4つあって、ひとつはエミリ・ディキンスンの詩をひとつめから全部よんでいく、ということ。

彼女のhandwritingをいろいろ見たのがきっかけでしたが、1800近くある詩のうちで、訳されているものはほんの一部。
「全部読むことでなにか見えてくる」というような目的などなく、こんなにたくさん書いていたのだから、毎日ふれてみるのっておもしろそう、というなんとなくな動機。

まず自分でオリジナルを読んでみて、それから彼女のoriginalのhandwritingで読んでみて、私の読んでいるのはJohnson版なのですがFranklin版のoriginalもついでに見て、英文の解釈なども読んでみたり、誰かの手紙のなかで書かれたものなら、その手紙も読んでみたり、そして日本語訳があればそれも読んで・・・
という感じで読んでいるので、ちっとも進まない・・・。全部読み終わるまでに何十年かかるのか・・・という。
それでも、じわじわと読んでいく作業は楽しい。訳と自分の感触をくらべるのも、handwritingのくせで気になるものをメモするのもおもしろい。

彼女は自分の書いた詩を小さな冊子にまとめて綴じていました。彼女自身はそう呼んでいたわけではありませんが、のちに「fascicle」と名づけられたかたちです。(「fascicle」には「小束、(本の)分冊」という意味とともに、植物学で「(葉や茎などが)束になっている様子」という意味もあり、きっとエミリも気に入っただろう、とある研究者の文章にありました。)

彼女がどう考えて詩をピックアップし、並べていったか、という研究もすすんでいるようです。

詩を読みだしたことで、その周辺までも楽しくなってきています。


さて、教室の方で、エミリの詩を書いて、fascicleのかたちに綴じる、というWSを考えてみました。
ほとんど個人的な楽しみ、なのですが・・・。
エミリのhandwritingを真似する、というとマニアックすぎるので、カリグラフィーらしく。
それでもニッチな感じですが、ご興味ある方はどうぞ

プロフィール

sayaka

Author:sayaka
星の
かわりに
夜ごと、ことばに灯がともる
(ウンベルト・サバ 須賀敦子訳)

ことば+アルファベット+妄想。

カリグラフィーをしています。

町の写字室管理人

@scriptorium303

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